水曜日のカンパネラ『SUPERMAN』 6.7
ジャンル:ポップス、テック・ハウス、ヒップ・ホップ
どうやらメジャーデビュー作だった前作はEP扱いだったらしい水曜日のカンパネラの真のメジャーデビューフルアルバム。もう相対性理論のエピゴーネンっぽさは完全に払拭された圧の強いオリジナリティとなっております。ナンセンスなリリックはもちろん、コムアイのフロウそのものに脳みそをくすぐられるような快感があって唯一無二だなあと感心しきり。サウンド的には、トロピカル・ハウスだったりグライムだったりトラップっぽいブーミンなベースだったりちょっと流行りに目配せし過ぎかな思わなくもないのですが、まあポップで耳馴染みの良い好盤だと思いました。